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慎重にしっかりと

うつ病の診断は慎重に行われます

うつ病は一般にも広まるほど有名な精神疾患となりましたが、同時に認知度が高まったからこそ誤解や誤診が増えたとも言えます。 かつてはうつ病など知らない患者も多く、診断の際にも自分はうつ病かも知れないと自己申告する人はほとんどいませんでした。 しかし最近では診断を開始する前から、きっと自分はうつ病に違いないと確信している患者が急激に増えてきているのです。 また、診断を行う医者からしても、鬱状態から正確な精神疾患を見分けることは難しく、別の精神疾患をうつ病だと誤診するケースも多くなります。 一時期そうした混乱した時期もありましたが、現在では誤診を減らす為にうつ病の診断は慎重を期して行う傾向が強まってきているのです。

似たような精神疾患が多く誤診されやすい

実際、鬱状態になるような症状を持つ精神疾患は色々なものがあり、躁鬱病とよばれる双極性障害がその代表でしょう。 他にもパニック障害や不安障害、強迫性障害などが鬱状態となる症状を発症させます。 これらの精神疾患をうつ病だと誤解しても、薬物治療が主の日本では直ぐに問題にはなりませんでした。 原因となる精神疾患が異なっても、鬱状態には抗鬱剤が効果を発揮したからです。 しかし、薬が効果を発揮するのは一時的なものであり、誤診した状態でうつ病自体を完治させようとすると問題となります。 そもそも誤診でうつ病では無いのですから、有効な治療法を施せるわけがありません。 だからこそ鬱状態だからといって直ぐに診断を下すのでは無く、詳細なチェックを行って本当にうつ病なのかどうか慎重に判断するようになったのです。